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公開日:2021/02/01  

日本刀の店頭買取はその場で現金化できて便利!


日本刀を買取に出す際には、目的に合わせるのがポイントです。専門業者に出す方法には大きく分けて3つあり、主に店頭・出張・宅配が利用されています。その場で現金化したいときに便利なのが、店頭買取です。急にお金が必要になったときなどに利用すると、大変心強いでしょう。ここでは早期に現金化できる店頭買取について紹介していきます。

その場で現金化したいなら店頭買取が最適

店頭買取のメリットの一つは、その場で現金化できることです。店頭買取では、実際に店舗に訪れて査定を受けることになりますが、これを面倒だと感じる方も多いでしょう。しかし、その場で査定してもらってすぐに現金化できるのは、何にも代えがたいメリットといえるはずです。急ぎで現金が必要な状況であれば、宅配となると配送、メールや電話などでのやりとり、振込のタイミングなど時間がかかることがあります。

また出張の場合、業者と自分の都合をあわせて日程を調整する必要があります。それに対して、店頭なら直接交渉できる場合もあります。限度があるものの、お金が必要になった理由を伝えると担当者が一定の配慮をしてくれることも珍しくありません。また、日本刀に詳しくない場合など、どういった品物なのか買取のやり取りの中で知ることもできるでしょう。

この他にも、店頭ならば1点だけでも気軽に持ち込めるという利点があります。宅配・出張買取では複数を査定することを前提にしていることも多く、場合によっては断られる可能性もあるからです。また宅配の場合、送料などがこちら側の負担になることもあります。厳重な梱包をすると費用もかかってしまいます。配送費用を業者で負担してくれたり、出張費用は無料としてくれたりする業者も多いですが、そういった経費が価格に反映されていることも忘れてはいけません。

店頭買取に出す前に登録の有無を確認しよう

日本刀を買取に出すには登録証が必要です。万が一未登録状態であると査定してもらえないため、注意してください。そのため日本刀を買取に出す前に登録証を確認しておくことが大切なポイントです。未登録物を発見した場合は、最寄りの警察署の窓口に届け出ます。事前に生活安全課に電話で連絡を入れるのが一般的になっており、警察署を訪れる日時を伝えておくとよいでしょう。

また地域によっては警部派出所(警部補や巡査部長が担当する派出所)へ届出を提出できる場合もあります。この際にも事前に連絡を入れておいてください。これらの警察署の窓口で、発見した際の経緯について説明します。

たとえば「実家の整理」や「遺品の整理」などで発見したと伝えます。また警察では不要な刀の廃棄処分に対応しており、担当者警察官から「廃棄処分の意思」について確認されます。この場合は「査定してもらうので廃棄しません」と伝えておきましょう。

その後、登録手続きが始まります。手続きといっても難しくはありません。担当者が渡してくれる発見届書に必要事項を記入して提出すると刀剣類発見届出済証を発行してくれるので、日本刀とともに持ち帰ります。その後、都道府県教育委員会が、警察署から送られた刀剣類登録希望者通知書に基づいて登録審査を行います。

後日、郵送される登録審査会のお知らせに指定日時が記載されているため、当日に指定された場所へ登録したい日本刀と刀剣類発見届出済証を持っていき、問題がなければ登録証が発行されます。一振り6,000円+税金の発行費用がかかります。委任状を用意すれば、代理人が手続きを代行することも可能です。

日本刀を店頭買取する際の移動の注意点

手っ取り早く現金化するなら店頭買取が最も便利です。しかし日本刀を店頭に持ち込む際には、注意が求められます。日本刀は武器として使えることから目立つように持ち運ぶと銃刀法違反に問われる可能性があるため、とても重要なポイントです。持ち運ぶ際には、日本刀の存在を周囲に見せないようにします。

もし見せびらかすようにして持ち運ぶと、通りすがりの人々に不審に思われ通報される可能性もありますし、警察官に職務質問されてしまうこともあるかもしれません。そのため持ち運びする際は、風呂敷やバスタオルでぐるぐる巻きにした上で居合刀や模造刀、木刀用のキャリーバッグやゴルフクラブケースに入れて移動しましょう。その際、登録証を必ず携帯してください。

万が一、警察官に職務質問されても登録証があれば、銃刀法に違反しません。質問に対しては「急にお金が必要になったので査定に出します」と説明しましょう。現在では、公共交通機関におけるテロ対策が重視されており、キャリーバッグやゴルフバッグを持って移動していると職務質問される可能性もあります。

それを避けるには公共交通機関の利用を避け、マイカーで移動することをおすすめします。またタクシーを利用するのもよいでしょう。目立たないようにすることでスムーズに専門店に移動できるだけでなく、痛くもない腹を探られることもなくなります。また窃盗などのトラブルも避けられます。日本刀を持って移動する際には、細心の注意を払ってください。

 

日本刀をその場で現金化できる店頭買取について紹介してきました。事故や入院、飲み会や冠婚葬祭など予定外の急な出費は、いつどこででも起こりえますが、手元に現金があれば安心です。もし日本刀を手放すなら、すぐ現金化できる店頭買取を検討してみてはいかがでしょうか。

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