Skip to content
公開日:2021/03/15  

武器としての日本刀と美術品としての日本刀。買取額が高いのはどちら?


日本刀の種類はさまざまで、中には実戦的ではない美術品として作成された日本刀もあります。一体、武器の日本刀と美術品としての日本刀はどのように査定額が違ってくるのでしょうか。日本刀の知識を身につけることで、査定する際に有利になる可能性があります。日本刀が手元にある方は、参考にしてみるとよいでしょう。

美術品としての日本刀と武器としての日本刀

日本刀の種類は、数多くあります。日本刀と聞くと戦うための武器をイメージしますが、中には完全に美術品として作成されたものもあります。こうした日本刀は実戦で使うことは想定されていませんが、その分拵えなどが立派であり、飾るときの見栄えがよくなります。

美術品としての日本刀は単に装飾的な価値があるだけでなく、金属品としての価値もあります。中には金や銀が贅沢にあしらわれている品もあって、時価にするとレアメタルの価値だけで高額になる日本刀もあります。こうしたこともあり、美術品としての日本刀の中には高額になるものが多いです。

一方で武器としての日本刀は、美術品としての価値がなくても高値で売れることがあります。これは有名な賢人などが使ったためで、品によっては1,000万円を超えることも珍しくありせん。もちろん、単に武器として優れている刀もありますが、こうしたものも高値で売れるのです。

武器にも使えるだけでなく、美術的にも優れているものもあります。将軍向けに作成されたような一品はこのようなものが多いです。その場合は、いろいろな業者に依頼して見積もってもらうようにするとよいでしょう。買取業者によって金額が大きく異なるため、数社に見積もりしてもらって最も高く売れるところを見つけましょう。

日本刀の価値を決める要素について

刀の価値を決めるには、いつ作られたのかも大事なポイントです。ほかにも、大業物などになると貴重度も高くなり、より高値で売れることもあります。希少なものほど高くなるため、大業物などがあったらぜひとも買取業者に見積もってもらうとよいでしょう。

名工が作った作品であれば、基本的に高く売れます。刀に名工のサインが記載されていると価値が上がる可能性が高くなるので、査定に出す前に確認しておくことをおすすめします。

また、鑑定書の有無なども価格に大きく影響してきます。鑑定書がなかったり、付属品がないと価格も落ちるので気をつけないといけません。売るつもりがなくても金額が気になる場合は、査定を買取業者に依頼しましょう。査定だけであれば無料のことが多いですし、鑑定書なども作成してくれることもあります。とくに価値がありそうなものであれば、多くの業者に見てもらうことが大事です。

場合によっては、査定をしてもらうことで模造品であるかもわかります。模造品かどうかは素人ではわからないので、やはり業者にお願いした方が確実です。模造品でもまったく価値がないというわけではなく、買い取ってくれる場合もあります。しかし、金額面では期待をしない方がよいでしょう。

査定の流れについても知っておこう

査定を依頼する際には、まずは近くの業者を探しましょう。業者によっては、出張査定をしてくれることもあります。出張査定であれば自分で梱包することも必要なくて大変便利です。とはいえ、必ずしも近くに査定をしてくれる買取業者がいるとは限りません。

だからこそ、おすすめなのが全国に対応している業者です。こうした業者であれば、地方に住んでいる場合でも、気軽に査定を頼むことができます。最初はネットで申し込も、後は梱包して送れば査定をしてくれます。業者によっては、梱包資材なども届けてくれるところもあるので、インターネットで確認するか直接業者に問い合わせてみましょう。

刃物だと郵送には気をつけなければいけませんが、配送業者の手配までしてくれる買取業者もあるようです。送った後は査定結果が出るまで待つのみです。どのくらい査定が終わるかは、業者と送った日本刀によります。鑑定書がないと時間がかかる場合が多いので、念頭に置いておきましょう。鑑定書があれば、そこまで時間もかからないはずです。

早い場合だと、数日で結果が連絡されます。査定内容に満足できたら、登録した口座に振り込んでもらって査定の手続きは終了です。もしも査定金額が納得できない場合は、返品してもらい他の買取業者にお願いすることもできます。より高値で買い取ってもらうためにも、いろいろな業者に査定してもらいましょう。手間はかかりますが、するだけの価値はあります。

 

日本刀にも種類はさまざまで、中には美術品として価値が高いものがあります。美術品としての価値が高いと、高値で売れることも少なくありません。少しでも高く売りたい場合は、鑑定書などもしっかりつけておきましょう。場合によっては、数倍くらい値段が高くなるようです。また適応な価格を売るためには、信頼できる業者も欠かせません。まずは複数の業者をピックアップして、比較することをおすすめします。

よく読まれている記事