要らない日本刀が倉庫に眠っているなんて人はいませんか。こうした日本刀をいつまでも眠らせておくより、買取業者に売って必要な人に使ってもらったほうがはるかに賢いです。もちろん、売ることで副収入も手に入ります。近くに買取業者がない場合でも、全国で日本刀は売却できるので心配する必要はありません。
最近では全国で査定してくれる業者が増えている
こうした日本刀などの骨董品の買取業者がなくても、オンラインで依頼して査定してもらうことができます。オンラインであれば日本全国の優れた業者を利用できますし、買取業者を比較してより高く買い取ってもらえるところも見つかります。実際に査定するときの方法ですが、主に宅配査定と出張査定があります。
宅配査定では業者に物品を送れば、他に必要なことはありません。そのため、業者の所在地関係なく利用できることがメリットです。宅配料金は着払いであることがほとんどのため、費用がかかる心配もいりません。業者によっては、頼めば送付用の梱包資材を送ってくれるところもあります。
また宅配であれば、わざわざ日本刀を外に持ち出す必要もなくなります。うかつに日本刀を持ち出すと銃刀法違反になることもありますし、なんといっても運ぶのが大変です。だからこそ、宅配サービスをしている業者を利用して、買取してもらうことをおすすめします。
どのくらいで査定結果がわかるかは業者によって異なりますが、通常は送ってから数日以内に連絡が入るはずです。買取価格に納得できるようであれば、後は指定口座に振り込みしてもらい、査定修了となります。もちろん、買取価格が思った以上に安い場合には、返品してもらうことも可能です。
出張査定を利用するメリット
地域によっては出張査定のほうが便利なこともあります。実際に出張してもらえば、疑問などを直接聞くことができます。値段交渉なども可能なので、さらに査定価格が高くなる場合もあります。少しでも高い値段で買い取ってもらえるように、交渉してみるのも一つの手段です。
出張査定であれば、郵送対応しづらい大型の骨董品でも安心して依頼することができます。郵送だと輸送中に壊れてしまう可能性もありますし、送るために準備するのも大変です。そのため、出張査定に対応している業者があれば、利用することをおすすめします。
しかし、遠方地だと出張査定対応している業者を探すのは困難です。出張してもらうにしても費用が追加でかかる場合や、買い取ってもらう骨董品の数がないと対応できないことも少なくありません。出張買取の場合は、このような注意点があるので、事前にこれらを確認しておくとよいでしょう。
ほかにも、ネット査定があります。これはとても簡易的な査定方法で、どのくらいの価格で買い取ってもらえるのか、目安を知りたいときにおすすめです。実物を見ているわけではないので明確な金額を知ることはできませんが、あくまでも目安の金額を知りたい場合はよいでしょう。さらにはオンラインを利用して、テレビ電話で見積もってくれる業者もあるようです。コロナウイルスの影響でますます需要は増えていますが、対応できる業者は限られています。
買い取ってもらう際の注意点について
買い取り依頼する際には、何よりも鑑定書が必要となります。これがないと査定に時間がかかってしまうでしょう。そもそも鑑定書がないと査定してくれない場合もあります。だからこそ、買い取りしてもらう前に一度きちんと鑑定をしてもらうことをおすすめします。業者によっては、鑑定書の作成を代行してくれるところもあるようです。
また、いろいろなポイントで日本刀の価値は変わってきます。もしも錆びてしまっている、傷があるといった場合には、価値が下がってしまうことも少なくありません。とくに日本刀は管理方法次第で錆びやすいものなので、正しい保管方法をまずは知るところから始めましょう。
作成された年代によっても価値は変わります。江戸時代に作られた刀が最も多く出回っていることもあり、江戸時代に作られた刀はやはり相当の名刀でないと高値買取は難しくなっています。しかし、他の時代に作られた日本刀であれば、数百万円で買い取ってもらうことも可能なので、まずは相談してみるとよいでしょう。
これから日本刀を売る場合は、複数の業者に見積もってもらってみてください。業者が違うだけで、買取価格が一桁変わる場合もあります。見積もってもらうだけであれば無料のところが多いので、時間をかけてでもまずは買取価格の相場を知った方がよいでしょう。そうすることで、より高く日本刀を売却できるようになります。
日本刀を売る場合は、郵送査定などに対応している業者が便利です。こうした業者であれば無駄な手間をかけずに買取を依頼できます。実際に売るときは、鑑定書などが必要となります。まずは数社に見積もりを出してもらい、買取価格の相場を知ることが大切です。