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公開日:2023/09/15  

武器コレクター必見!銃剣の基礎知識と買取の可能性を解説!

 

銃剣の基礎知識武器コレクターのみなさんにとって、思わず惹かれてしまう要素はどんなところでしょうか。希少価値の有無はもちろん、フォルムを含めたデザイン性、機能性、あるいは使われていた当時の歴史的背景など、さまざまです。今回の記事では、銃剣について特集します。初歩的な知識から買取の可能性まで、ひと通りチェックしてみてください。

銃剣とはどのような武器?

さて、銃剣とはいったいどのような武器なのでしょうか。簡単にいうと、銃の先端に装着するもので、銃本来の役割を果たしながらも、なおかつ、槍としても使用できる両義性を備えた武器のことです。

現代でも軍隊の戦闘訓練に使われる場合があり、戦闘中、突発的なトラブルで銃が使えなくなったり、銃弾が底を突いたりしたとき、戦意を失わずに戦えることがメリットです。かつての日本では、銃剣に端を発した銃剣道なるものが盛んだった時代もありました。

フランス伝来の西洋式銃剣術に日本風のアレンジを加えた武術で、小銃を模した木銃と特別な防具を装着して競い合います。剣道のようなイメージを浮かべると、わかりやすいかもしれません。

当時、民間にも広がりを見せましたが、敗戦後は衰退し、現在では、昭和31年に設立の全日本柔剣道連盟を中心に普及活動が行われています。話は少し横道に逸れましたが、銃剣とは、すなわち、銃に装着することで槍の機能をもち合わせ、2通りの使い方ができる武器です。

そういう意味では画期的な発明といえるでしょう。では、どんな経緯で銃剣が開発されたのでしょうか。

銃撃も刺突もかね備えた銃剣の歴史

武器は戦うための道具であり、争いが繰り返されるなかで発展していくものです。今回のテーマ、銃剣もまた同じ歴史をたどります。銃剣が誕生したのは、遡ること17世紀のフランスです。

この頃のフランスといえば、ルイ14世による絶対王政のもと、バロック音楽、ヴェルサイユ宮殿など、宮廷文化が花開いた時期でもあります。フランス南西部にあるバイヨンヌという街で、実は、銃剣が初めて生まれました。

開発者は、鍛冶職人でもなければ、軍事に長けた専門家でもありません。バイヨンヌ地方に暮らす農民のひとりです。当時、身近な者同士で諍いが起こったとき、その農民が、もともとあったマスケット銃の銃口にナイフを差し込んで攻撃を加えました。

それが、以降続く銃剣の長い歴史の始まりだといわれています。マスケット銃は、16~19世紀頃まで使われた歩兵銃のことで、銃口から弾を込める前装式だったため、次の射撃に移るまで弾の装填に時間がかかりました。

その間隙を突いて、接近戦で敵に襲われないとも限りません。銃剣スタイルを思いついた農民の発想は、いわば、マスケット銃の弱点を補うものだったといえるでしょう。のちに、フランス軍に正式に採用されたことからもわかる通り、当時にしては斬新な武器だったわけです。

やがて、使い勝手の悪いプラグ式から、スムーズに銃が使用できるソケット式へと進化を遂げました。日本に話を戻すと、明治時代の陸軍に銃剣が取り入れられています。

銃剣の価値とは?買取は可能なのか

では、最後に、銃剣の買取は可能なのか、気になるところです。古くて状態のよいものほど高い値がつき、買取業者の中には、銃剣をとくに強化買取しているところもあるので、実際に確認してみましょう。

銃剣のなかでは、いわゆる三十年式銃剣が最もポピュラーかもしれません。前項でも少し触れましたが、日本では、明治時代に銃剣が陸軍の武器として導入されました。明治13年に国産初の銃である村田銃が誕生し、それに合わせて銃剣も制式化。

さらに明治30年、村田銃の後釜として三十年式歩兵銃が開発されました。その登場を機に使われるようになったのが三十年式銃剣です。第2次世界大戦の敗戦まで主要な役割を果たします。

長期間に渡って使用されたものなので、時代ごとに細かな違いがあり、形式のバリエーションも豊富です。一般的には、初期のタイプは柄などに丸みがあり、やがて、シンプルな形状になっていく傾向があります。

また、敗戦濃厚の戦争末期には、物資が足りず、木製の鞘、刀身に溝がないものも出てきており、それ以前のものとの判別はさほど難しいことではありません。

まとめ

武器の歴史は、人間の知恵の歴史そのものといってもよいかもしれません。繰り返された争いの中で、形状や機能性をよりいっそう高めていきました。今回のテーマ、銃剣もそのひとつです。銃剣の歴史は、ひょんなことから始まりました。

17世紀のフランスで仲間同士の抗争のさなか、とある農民がマスケット銃の銃口にナイフを差し込んで武器として使ったことがきっかけです。銃だけでなく、槍としても使える利便性から、フランス軍に取り入れられ、時代が進むと、明治時代には日本でも陸軍に正式採用されるまでになりました。

代表例は、国産の進化版、三十年式歩兵銃剣と呼ばれるものです。本稿で列記した内容をささやかなヒントにして、実際の買取業者を選んでみてください。

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