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公開日:2023/11/15  

新選組最強の剣豪!一番隊組長・沖田総司が振るっていた刀剣とは

沖田総司が振るっていた刀剣

新選組のファンの間であれば、知らない方はいないのではないでしょうか。一番隊の隊長、沖田総司です。新選組最強と言われている、沖田総司は知名度も高く、人気の武士です。そんな沖田総司について見ていきます。また、愛用していた刀についてと、愛刀がどこにあるのかも見ていきましょう。

新選組一番隊組長「沖田総司」とは

新選組をご存知でしょうか?新選組は、幕末の京都で活躍した組織になります。

幕府の警察と言われており、多いときには、200人近くの隊士が戦っていました。

そんな新選組は、剣術に長けた隊士が多く、強さもさることながら、人気も得ていました。

近年でも新選組は人気があり、映画やドラマ、漫画の題材にもされています。

中でも新選組で人気の隊士と言うと、やはり組の長である近藤勇です。近藤勇は人望も厚く、誰からも好かれていました。

そして、近藤勇と並び人気があるのが土方歳三です。土方歳三は鬼の副長と呼ばれ、恐れる部分もありながら、慕われてもいました。

して近藤勇、土方歳三のほかに人気なのが、一番隊、隊長である沖田総司です。

沖田は剣術にとても優れており、新選組の中でも最強と言われていました。天保13年、現在の東京都港区で沖田総司は、生まれたとされています。

ですが、天保15年と言う説もあり、何年に生まれたか定かではありません。9歳の頃、試衛館と言う道場に入門しています。

そこで剣術の腕を磨いていました。試衛館に入ると才能を開花させ、塾頭を務めたと言われています。

沖田総司の強さは、新選組以外からも高く評価されており、三段突きと言う有名な技で知られていました。

三段突きには諸説あり、急所の三箇所を素早く突くという技である説や、突く・引く・突くという、三連の動作を三段突きと例えているという説、また、急所で隙のあるところを三度突いたという説もあります。

さまざまな説がありますが、どの説にしろ、剣術にたけていないとできる技ではありません

そして、沖田総司の人気の秘訣に強さ以外にも魅力があります。それは、陽気な人物であったということです。

子どもたちとよく遊び、冗談が好きで、いつも笑顔でいる、そんな親しみやすいキャラだったことも人気の要因のひとつです。

また、アニメやドラマでの沖田総司は、病弱な美少年と描かれることが多いようですが、実際は、写真は1枚も残されていません。

どのような容姿だったかも不明なのです。また、生涯の閉じ方も病死であったからこそ、病弱と言われているのかもしれません。

そんなミステリアスな一面もある、沖田総司だからこそ、ドラマやアニメでも起用されやすく、さまざまなイメージができ、楽しませてくれる人物なのです。

沖田総司が振るっていた刀剣

愛用していたと言われる刀は、3つあります。菊一文字則宗、加州清光、大和守安定の3つです。

菊一文字則宗は、とても美しい刀とされており、土方歳三を通して、沖田総司の手に渡ったとされています。

ですが、持っていた説も定かではないので、実際に使用していたのかは謎に包まれています。

また、加州清光という刀は、沖田総司が若い頃に使っていたとされています。池田屋事件で使用されたことで有名です。

大和守安定の刀は、新選組の長である、近藤勇が愛用する刀に似ていたと言われています。近藤勇を慕っているからこそ、使っていたのかもしれません。

そして、その刀は、とてもよい刀とされており、新選組の隊士の中にも愛用者がいたようです。よい刀というのは、仲間内でも噂になっていたのでしょう。隊士は大勢いたので、沖田総司に憧れる隊士が使っていたのかもしれません。

沖田総司の愛刀たちの現在の所在

愛刀が残っていたら、見てみたいですよね。ですが、実際は、刀は1本も残っていません

菊一文字則宗は、沖田総司の姉に渡ったとされていますが、その後は不明となっています。

また、大和守安定も残っておらず、実際に使用していたのかも不明となっています。

同様の刀は、宮城県で見ることができますが、実物ではありません

また、加州清光の刀も残っておらず、池田屋事件後に破損がひどかったため、破棄されたとされています。

加州清光は、栃木県のさむらい刀間博物館で、同様の刀が見学できます。実際の刀が残っていないのは、ファンにとっては残念なことです。

ですが、沖田総司の強さは本物だったでしょう。そして、どの刀も沖田総司が使いこなす名刀であったのではないでしょうか。

まとめ

沖田総司は、とても強く、剣の腕が優れていると言われています。また、その強さとは裏腹に陽気な性格や病弱、美少年といった言葉が沖田総司のイメージとして強くなっており、人気をとても高いものになっています。実際の写真は残っていないので、容姿はわかりませんが、強さは本物だったようです。また、愛刀、三刀を使いこなしていましたが、残念ながらその三刀、すべて残っていません。同じ形の刀や、似た刀は、博物館で見学できますが、沖田総司の謎は深まるばかりです。ミステリアスな部分が多いのも人気の秘訣ですが、やはり、実際どのような刀であったのか、ファンでなくても見てみたい逸品ではあります。いかがでしょうか、この記事で沖田総司に少しでも興味がでたら、幸いです。

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