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日本刀の基本的な握り方とは?

日本刀の握り方には、いくつかポイントがあります。

握る方法は、剣道の竹刀とは異なりますから注意が必要です。

基本的には右手は刃の側で握り、左手は自分の体の側を握りますが、左手はあまり端に寄せないようにします。

角度に関する注意点もあります。

 

刀の基本的な握り方と中間点などの注意点

刀を握る時は、両手を使います。

片手ではありません。

ところで刀には、刃の側と自分の体の側があります。

握り部分の一番外側は柄頭と呼ばれますが、ちょうど刃と反対側になります。

柄頭の方を左手で握って、鍔に近い側を右手で握る訳です。

その握りの部分は、親指と人差し指で挟むように持ちます。

例えば握り部分を右手で持っているのを上から見てみますと、親指は茎の左側にあり、人差し指は茎の右側に添えて握る訳です。

その親指と人差し指の中間点は、必ずラインを揃える必要があります。

ですから例えば、右手の親指と人差し指の中間点は、茎の中心部分だとします。

左手の中間点も、その中心部分に揃える必要があります。

右手の中間点は右側に寄っていて、左手の中間点は左に寄っている握り方は、間違いです。

必ず中間点は茎の中心部分にする必要があります。

また左手は、末端部分から若干余らせて握ります。

茎の一番端っこの部分には、柄頭という名称があります。

その柄頭を左手で握るのではなく、必ず柄頭から少し離れた場所を握る訳です。

基本的には、柄頭から5センチぐらい離れた場所を握るよう心がけます。

この点は、剣道の竹刀との大きな違いの1つです。

剣道の竹刀の場合は、必ず左手は柄頭を握るようにしますが、刀はそうではありません。

竹刀とは若干異なるので、注意が必要です。

 

鍔と力加減と角度に関する3つの注意点

上述は握り方の基本ですが、いくつか注意点があります。

主に5つあって、その1つは鍔と指との位置関係です。

刀には必ず鍔というパーツがあって、刃の部分と握りの部分の間にあります。

ポイントは右手側で、2つの指に関する注意点があります。

鍔というパーツに対しては、必ず右手の人差し指が触れた状態にします。

鍔と人差し指が離れた状態にしないよう、注意が必要です。

もう1つは親指で、鍔に触れないようにします。

多くの方はつい親指を鍔に付けていますが、それは間違った方法です。

人差し指のみを鍔に触れた状態にする訳です。

2つ目の注意点は、その指の力加減です。

指は、それぞれ握る力の強さが異なります。

太い指は、握る力も強めです。

5本の指の中で、親指と人差し指で握る力がとても強いです。

それに対して薬指や小指などは、あまり握る力は強くありません。

刀をあまり握ったことがない方々は、つい親指と人差し指に力を入れすぎていますが、それは誤りです。

親指と人差し指は、あまり力を入れる必要はありません。

むしろ茎から若干浮かせるぐらいの力加減がちょうど良いです。

逆に薬指や小指など、あまり力が強くない指は強く握るようにします。

中指は、その中間ぐらいの力加減にしておきます。

3つ目は、手首と茎の角度です。

決して直角にすべきではありません。

例えば刀は、地面と水平の状態だとします。

それを手で握る時の角度は、30度や45度など斜めの方向ならば問題ありません。

しかし90度の状態にするのは、誤った方法です。

腕を地面と垂直のような状態にして握るのは、間違いです。

あくまでも30度や45度などやや斜め上から握るようにします。

それも、あまり力を入れるべきではありません。

なるべく軽く自然に握るよう心がけます。

 

手首は折って手は茎に密着させる

さらに2つ注意点があります。

また握る時には、手首を軽く折るようにします

手首をまっすぐな状態にして握らないよう、注意が必要です。

というのも手首をまっすぐな状態にしてしまいますと、手の関節の動きが少々不自由になってしまうからです。

動かしたい時に、肝心の関節が動いてくれないことがあります。

それで相手を切るのは不自由してしまいますから、手首は若干折るよう心がけます。

少し折るようにしますと、拳の関節は比較的自由に動くようになるからです。

それで臨機応変に動かせるようになるので、まっすぐな状態にしないよう心がけます。

また握る時の緩みも要注意です。

握る時には、緩みがないよう心がけます。

手が茎にぴったりと密着している状態が望ましく、緩んでいるのは禁物です。

ですから親指と人差し指は要注意です。

確かにその2つの指は、若干浮かせるぐらいの力加減にします。

だからと言ってその2つの指が緩みすぎているのは、あまり望ましくありません。

適度に浮かせますが、その2つの指は茎に密着している状態を心がけます。

特に薬指と小指の力加減が大切で、その2つの指がしっかり密着している状態にすると良いでしょう。

 

ですから刀の握り方には、色々なポイントはあります。

剣道の竹刀とは、握る方法が若干異なりますから、注意が必要です。

主なポイントは、力加減と手首の角度です。

茎と腕が直角にならないよう心がけると共に、親指と人差し指は適度に力を抜く必要があります。

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