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刀の買取でポイントになる!似せ物と写し物の違いとは

刀剣の買取価格はいろいろな要素によって変わっていきます。

外見の美しさや需要・供給のバランス、作風や刃長、年代や状態などによって価格が決定されてる仕組みです。

健全さや刀箱、箱書き折紙や鑑定書なども重要な要素になります。

 

長さや状態などによって価格が異なります

刀剣は美術品になるので、長さや年代・状態などによって同じもので価格が大きく異なります。オークションにおける相場は需要や供給などのバランスから決定されることが多く、傾向として相場には大きな変化はないですが半年~1年で20%変化するケースもあるでしょう。

買取業者は定期的にオークションに参加していて、最新の相場を把握することが可能です。同じ作家でも微妙な違いで価格が大きく異なるケース合があり、例えば長さが2尺(60.6cm)以上あるかどうかなどが確認されます。

短い脇指より長い方が高額になる傾向があるでしょう。定寸の2尺3寸(約70.0cm)以上や2尺~2尺1寸(60.6~64.0cm)の種類、脇指では大脇指1尺8寸(約54.5cm)や1尺5寸(約45.4cm)の長さに区分することができ、一般的に長い方が買取価格も高くなる傾向です。

時代によって長さに変化があるので一概には言えないこともあるので、専門家の意見を聞くことをおすすめします。刃文は代表的な種類であるかで異なり、錆や欠点になる傷がないような状態だとさらに高値を期待することができるでしょう。

古いものでは数百年以上前の骨董品もあり、黄金期と呼ばれていた鎌倉時代において作られた刀なら、歴史は700年以上になります。長い期間数十人~百人以上の人が所持していて、大切に受け継がれてきたことが予想されます。

宝には多くの人が関係していて、いろいろな思いを馳せることが可能です。種類によっていろいろな違いがありますが、専門家と相談するとその価値を把握することができたり、刀にまつわるいろいろな歴史を聞くことができるでしょう。

 

似せ物や写し物などの種類があります

刀にはいろいろな種類があり、似せ物と呼ばれているものがあります。これは名人の作に似せて作成したもので、模作や写し物と同じことです。例えば古剣書には「濃州関の和泉守兼定は備前光忠や法城寺国光の似せ物の上手」と書かれていて、兼定というのは関の代表工で、偽物などを作る必要がなかったのですが、ここで言う似せ物は「模作」と理解されます。

末相州の広正や正広なども相州広光や秋広などを似せて作成しましたが、銘を切らなかったと言われています。越中の宇多国房の場合は郷義弘を良く似せたのですが、無銘のままであったということから「模作」と見るべきです。

相州の皆焼を武州の下原物や駿州の島田物、濃州の末関物や京の長谷部派、泉州の加賀四郎派や紀州の粉河派などもまねているので、自己の銘を切っているので模作になるでしょう。新刀期になると越前康継が焼き直しをやった後、模作しているということは有名な話です。

加賀の陀羅尼勝国が三本杉の刃文を焼いていたのは関の兼元の模作であり、仙台国包が柾目鍛えを行っているのは大和の保昌物の模作とされています。新々刀期になると水心子正秀が唱えた復古刀も古刀の模作と言えるでしょう。

写し物と呼ばれているものもあり、これは昔の名刀を模造した種類になります。例えば有名な作品の身替わりを作成したり、姿や刃文などを真似た模造品などがあります。いろいろなケースがありますが、専門家に相談すると似せ物や写し物かどうか把握することが可能です。

 

買取するなら専門業者に依頼しよう

刀剣の評価や買取価格について適切な価格かどうか判断するのに、知識や売買経験などが豊富でないと難しいです。いろいろな人が買取専門店を利用しますが、家族から受け継いでいて刀剣に触るのも初めてという人が多くいます。古物の買取依頼するのも初めてで、取り扱いが分からないという人もいるでしょう。

刀の買取には登録証手続きや鑑定書取得などの独特の業務があり、初めての人には分かりづらいものがあるので専門業者に依頼することをおすすめします。気軽に相談することができ、分からないことがあれば質問することが可能です。登録手続きなどの業務に関して分かりやすく説明してくれたり、取り扱いに関して把握することができます。

適切なアドバイスを受けることができるので、買取に興味があったり価値や金額を知りたいなら一度専門店に足を運んでみることをおすすめします。

登録証の他にも拵えや鐔などの装剣小道具が付属品があり、箱や鑑定書、折紙や由緒書なども付いているものもあります。これらは価値を高める確率が高く、一緒に店舗に持っていくと利益になるでしょう。クライアントの中には錆びているものを研磨してから売却する人もいますが、できるだけそのままの状態で持参した方がお得です。

骨董用語に「初ぶ」さというのがあり、これはきれいに磨いたりするより錆びやホコリなどもあった方が時間が経ったという証しになるのです。研磨代に関しても安くはないので、もし研磨を行った場合売却価格においてすべての研磨代が反映されないケースがあります。それぞれのアイテムに合った研磨を行わなければいけないので、専門業者に相談すると良いでしょう。

 

刀の価値はいろいろな要素によって変わり、美しさや需要などによって価格が決定されます。似せ物や写し物などの種類があり、専門業者に相談するとその価値を把握することが可能です。買取を依頼するなら研磨せずに、そのままの状態で持っていくことをおすすめします。

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