Skip to content

日本刀の抜き方とは?

鑑賞用であれ実用であれ、日本刀の抜き方をきちんとしなければ鞘や刀身に傷をつけたり、自身の怪我を招いてしまいます。

きちんとしたやり方で抜くこと、そして納めることをして刀を大切に扱いましょう。

刀は生きています

 

刀という物を知ることから始めましょう

先祖代々であれば、蔵などがあることでしょう。

歴史ある蔵であれば、年代ものがありその中には値段もつけられないほどの値打ちのものも出てくることもあります。

そんな歴史ある蔵の中から日本刀が出てくるということです。

年代物であり、さらに鞘から抜けるのであれば刀としての価値が上がります

また、刀を扱う武道をしているのであれば、刀の勝ちをしていることでしょう。

発見したら、または古刀を美術品として、実際に使いたいという人も含め、刀の扱い方を知ってください。

その最初が、刀のことを知るのも大事ですが、抜き方納め方を知ることが大事です。

 

鞘と刀身と一致させる納め方とは

居合道や古武道で刀を扱うのであれば、きちんとした抜きや納め方を知っています。

武道の居合道で言えば、最初は刀になれること、それは抜きと納めを知ってもらうことも始めに教えます。

居合道の技は、抜きをする際に鞘離れをさせる為に体を使います

鞘離れをさせることで刀の鋭い走りをさせて、閃光を感じさせるように鋭さで仮想敵を斬りつけていきます。

鞘離れをしっかりとさせないと、鞘だけでなく刀身を傷付けてしまうからです。

さらに、下手な手の使い方をすれば怪我をして大変なことになりかねないということから、きちんとした鞘の抜きと納めをします。

美術品としての刀を扱いたいのであれば、鞘と刀をしっかりと納めていく、それは刀身の切っ先を先に鞘に納めていけば、自然と入っていきます。

武道で使わない場合は、鞘をしっかりと固定して持ち、刀身の先を入れて納めていきましょう。

抜きも同じで、鞘を固定して柄をしっかりと持って抜きだすことです。

美術品としての抜きは、気を付けることも大事ですが刀身に唾や手あかを付けないようにすることも大事です。

刀身は意外にデリケートですから、そこからサビになってしまう可能性もあります。

手入れをすることも大切ですから、刀を手にしたいというのであれば扱いだけでなく、ケアをすることも知りましょう。

その際に、何が必要なのかを知りましょう。

今やインターネットでも簡単に知ることができます。

居合道をする人は、摸造刀を最初の頃は使いますが、次第に真剣を使うようになります。

これは、全剣連居合では全国審査の際に6段からは真剣で審査を受けなければならないという項目があります。

ゆえに、3段位から真剣を扱う人も増えてきますから、それまでに真剣を扱う知識を高めていきます。

真剣を稽古で使用した後は、刀洗水を使用して手の油をとり、さらに拭いて刀専用の油を塗ります。

これで錆止めをしていきます。

居合道をする人だけでなく、美術品として鑑賞用にしていても時折手入れをする必要があります。

サビさせない為にも、その手入れを必要とするからです。

だからこそ、抜きと納めをしっかりと覚えておかないと怪我の元になります。

刀を扱うのであれば、まずは刀屋にいろいろと聞いてみましょう。

刀屋自身が居合や抜刀術などをしていることがありますから、知識は高くあります。

また、骨董屋でも刀を扱っていますから、その扱い方や抜きや納めのやり方を聞きましょう。

鋭く怖い物と考える人も多くいますが、その美しさを知ってしまったら魅力の虜になります。

 

刀は全体が美しい技ありの美術品

日本刀というと、どうしても刀身に目が行ってしまいますが、実は全てにおいて美術品です。

鞘や鍔に柄、小柄や目貫にハバキといった細部に渡るもろもろのものが工芸品であり、美しい作りになっています。

刀ももちろん美しい美術品とも言えます。

反りや波紋も、作る人によって違いがあり、また鍔などは小さな絵画のように美しい細工をされています。

名刀となると、これまでにない美しい細工が施され、そのまばゆい作りに目を輝かせてしまうほどです。

一つ一つ丁寧に見ることは、刀を愛する人としての楽しみでもあることでしょう。

ただし、きちんとした扱いをしなければ刀は武器でもありますから人を傷つけます。

また、刀というのは不思議な物で作った物でありながらも、息吹を感じることがあります

持っているだけで、力がわく、そして愛しく思うということもあります。

刀は元は玉鋼からできているもので、刀工師が一つ一つ魂を込めて作り上げているので、知らぬ間に魂が宿っています。

ゆえに、居合道をする人は自分に合った刀が見つかるまで探し続けます。

フィーリングが合わなければ、刀との良い絆を作れないからです。

そこまで、刀というのは扱う人によって違うわけです。

日本刀をこれから扱うのであれば、鑑賞用で楽しみたい人でもまずは居合道をしてみるとより愛着がわきます。

また、刀を蔵から発見をしてしまった場合、抜くのが怖いというのであれば自分で抜かずに骨董屋や武道具店へ行き、見てもらいましょう。

 

日本の刀は見た目も美しく、それは刀身だけではありません。

全てにおいて美術品です。

そんな刀に興味を持ったのであれば、まずは扱い方と刀という物を知らねばなりません。

もし、刀が好きであれば居合道を嗜むことをしてより知識を得ることで抜き方や納め方を知り、さらに大切に扱う心を培うことができます。

よく読まれている記事