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公開日:2019/01/15  

日本刀の手入れで使う油はどこで買える?

日本刀は、環境が悪いと1ヶ月から2か月放置するだけでも錆びてしまうので注意が必要です。

また良い環境で保管する場合も、手入れをしない状態が続くと2年程度で錆びが出てしまうことがあります。

いつまでも綺麗な状態にしておきたいなら、まずは定期的に正しく手入れをすること、これが基本です。

 

錆びないようにする為に必要なもの

そのままの状態にしておくと金属が酸化してしまい、結果的に斑点のように錆びが発生してしまいます。

金属なので錆びてしまうことは決して珍しくないのですが、やはり見た目も良くないので、錆びには充分気を付けなければなりません。

ではどのようにすれば予防できるかというと、ここで重要になってくるのがオイルです。

一般的には植物性の丁子油を利用して手入れを行っています。

まず表面に付着している物を奉書紙と打ち粉を利用して綺麗に取り除き、その後薄く油を塗って表面に膜を作るようにします。

この膜を正しく作ることができると、内側の金属を錆びから守ることができると言う仕組みです。

一般的には1ヶ月から2か月に1回位は打ち粉を使って表面を綺麗にし、もう1回塗り直すと良いとされています。

膜はずっと残るのではなく、時間の経過と共にどんどん蒸発してなくなって行ってしまうからです。

だから、膜がなくなってしまう前に再度手入れをし、新たな膜で保護してあげるようにしなければなりません。

 

植物性なら何でも良いと言うわけではない

基本的に手入れを行う場合は、植物性の丁子油が良いと昔から言われています。

しかし、植物性なら何でも良いのではないかと考える方もいるでしょう。

では植物性の物としては何があるかというと、サラダオイル等は確かに身近にあるし、何より買いやすくどこでも売っています。

しかし、実はサラダオイルは半乾性の物なので使えません。

何でも良いからと言って使ってしまうと、却って刀身に悪影響を及ぼしてしまうこともあり、手入れをしたら余計に錆びやすくなってしまったと言うことも有り得ます。

したがって、植物性であれば何でも良いわけではなく、刀にとって利用しても大丈夫なものを使うと言うのが基本です。

 

専用のものはどこで購入することができるか

正しい手入れをする為には、やはり油も専用の物を購入すると言うのが基本です。

インターネット上には他の物で代用したというような文言を目にすることもありますが、もしかしたら刀身に何らかの影響を与えてしまうこともないわけではありません。

だから、他の物で代用するよりは従来から利用されてきた物とか、手入れをする上で推奨されている物を利用する方がより安全です。

とはいえ、実際に日常的に使う物ではないので、近所のスーパーマーケットとかホームセンターとかで簡単に買うことができるわけではありません。

一般的には専門業者から購入することになります。

しかし自分の住んでいるところの近隣では専門業者がないという人も少なくありません。

その場合は、インターネットを利用して手入れの道具を扱っている業者に注文して購入することができるようになっています。

この方法なら業者がどこにあったとしても、必要な道具を全て揃えることも可能なのでおすすめです。

また初心者の人の場合は道具も何もない状態なので、お手入れセットを一式用意することをおすすめします。

 

日本刀を綺麗な状態で保つ為には、定期的な手入れが必要ですが、その際に利用する物の一つが丁子油です。

これは刀身を錆びにくくする等の効果が期待できる物で、日本では古くから利用されてきました。

また現在ではそれ以外の物を利用して手入れをするということもあります。

ただ、刀自体がそれ程一般的な物ではないので、手入れをする専用のグッズに関しても簡単にどこのお店でも買うことが出来るわけではありません。

実際に購入する場合は、お手入れの用具の専門店などを利用することになります。

また刀剣を扱っている業者でも販売していることもあるので、そちらをチェックしても良いでしょう。

また、実店舗に行かなければ絶対に購入できないというわけではなく、ネット通販を利用しても手に入れることは可能となっています。

この方法なら自宅の近所に専門店がなくても自分の欲しい物を簡単に入手することができるようになります。

ただ、実際に手入れをする場合はオイル類であれば何でも良いというわけではなく、さらに業者によっても扱っている品質が大きく違っていることも少なくありません。

既に何年も手入れをしている人は今まで利用していたところで購入できますが、初めて刀剣を入手したと言う人は、なるべく評判の良い業者で購入することをおすすめします。

その方が扱っている製品に間違いが少なく、安心して手入れをする時に利用することができるからです。

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