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刀剣を高額買取してもらうために行いたい刀の保存方法

刀剣の高額買取をしてもらうには保存状態を万全にしておく必要がありますが、何をしたら良いのかわからずに放置してしまっているという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、刀の手入れや保存の方法についてご紹介いたします。

 

刀剣の保存状態を気にする必要性はあるの?

どうせこの刀は売るんだから保存も適当で良いだろうと思っている方も中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、当たり前な話ではありますが、刀剣は状態が良好なものほど高い価格で買取をして貰えます。

状態の悪いものは銘刀であっても価値が落ちてしまうので、日ごろから正しい手入れと保存方法を行うことが大切です。 刀剣は金属でできていますので、手入れを放置したり適当な保存を行っているとどうしても錆びが出てきてしまいます。

万が一錆びがついてしまった場合は、素人ではお手上げ状態になってしまいます。錆びはプロの職人以外では研ぐことはできませんし、研ぎ上がった刀は一回り小さくなる可能性があるので買取価格にも響いてきます。

さらに、研ぎ上がった後は状態が不安定ですので手入れの頻度も上げなくてはいけないので手間がかかってしまいます。後々のことを考えるならば、保存状態は完璧になるようにしておいた方が圧倒的に楽です。

手入れの頻度は刀の状態によっても変わってきますが、通常であれば新しい刀ならば1~2ヶ月に1度古い刀ならば半年に1回で良いので大きな負担にはならないはずです。刀の手入れと聞くと大変そうなイメージがありますが、基本的に古くなった油を拭取り再度新しい油を塗るだけで構いません。

刀身の油が乾いてしまうと傷むペースが速まってしまいますので、これだけは最低限欠かさず行いたいお手入れだといえるでしょう。

 

簡単にできる刀剣のお手入れ方法

刀剣を良い状態で維持しておくには、定期的なお手入れは欠かせません。打粉や丁子油が揃っていれば素人でも手入れを行いやすいので、まずはそれらを揃える所からはじめましょう。これらは大体2,000円前後で購入が可能です。

本格的に行うならば拭い紙なども必要ですが、ティッシュペーパーでも代用は可能です。 お手入れの際は自身や周囲の人を傷つけないように、くれぐれも細心の注意を払ってください。古い刀であっても雑に扱うと事故の原因になるので気をつけましょう。

はじめに目釘抜で目釘を抜き、柄と鎺を取り外します。柄を外すときは、力任せにならないように心掛けてください。柄と鎺を取り外したら、拭い紙(無い場合はティッシュペーパー)で下拭いを行います。過去の手入れで塗布した古い油を、鎺元から順に丁寧に取り除きましょう。古くなり落とせない油が付いていた場合は、無水アルコールを紙やガーゼにつけてから軽く拭くとスムーズに落とすことができます。

油が落とせた後は、打粉を全体に叩きます。鋒から鎺元だけでなく、棟にもかけるのを忘れないようにする必要があります。打粉をかけ終ったら拭い紙で上拭いをし、再度打粉をかけ上拭いを行ってください。 最後に、油塗紙に丁子油をつけて油を塗ります。全体に満遍なく、つけすぎない程度に塗りましょう。 全ての工程が完了したら、再び柄と鎺を取り付けます。この際に柄や鞘の汚れが気になったら、乾いた布で軽く拭いておくと良いでしょう。

 

刀剣を保管しておく際の注意点とは

いくら定期的なお手入れを行っても、保管場所が悪くては錆びの原因となってしまいます。じめじめとした押入れや蔵に詰め込んだままでは錆びが発生してしまうので、保管場所は湿度の低いところを選ぶようにしてください。

とはいえ、湿度の低すぎる場所に置いておくと拵が傷んでしまうリスクが出てきます。拵が傷んでしまっても、刀身に錆が出やすくなってしまうので注意をしましょう。

1年を通して程よい湿度になる場所を探してみてください。 刀の保管を万全にしたいならば、湿度だけでなく温度差にも気を配りたいものです。

刀剣は金属ですので、冷え切った状態から温かい状態になると刀身が結露で濡れてしまうことがあります。これもまた錆びが発生する原因となってしまうので、エアコンや暖房を使用する部屋に刀を保管するのは止めるようにしましょう。

既に湿度や温度管理も万全に行っているという方も、気をつけるべき点があります。一般的に防虫剤としてよく使われる樟脳やナフタリンには、刀に錆びを発生しやすくなる作用があるのはご存知でしたか?刀の側に防虫剤を置いてしまうのは保存状態を完璧にしておきたいという方ほど陥りがちなミスですので、くれぐれも気をつけましょう。

何らかの理由でどうしても防虫剤を使う必要があるならば、少なくとも側にぴったりと配置するのは避けるようにしたい所です。その際は、樟脳やナフタリン系以外の防虫剤を使うのがおすすめです。

 

本格的な手入れや保存をするのにはもう少し手間がかかってしまいますが、この程度のことならばどなたにでも行いやすいはずです。錆びが出てしまう前にしっかりと保存を行い、高額買取を目指しましょう。

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