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公開日:2019/05/01  

槍や薙刀なども刀剣として買取をしてもらえるのか?

古くから続くような家の屋根裏や蔵に槍や薙刀が、役にも立たないと思われながら隅っこに置かれていることがあります。

そして買取してもらいたいと思っている人にとって朗報で、刀剣の種類として買取をしてもらえるのです。

 

買取依頼をする時に登録証は必要

刀剣の種類として扱われている槍や薙刀を買取依頼をして売却をしようとした時には、登録証が付いているのかを確認することが必要になります。それらの刀剣を所持していたり売却をする時には「銃砲刀剣類登録証」がないとできないのです。

登録証が付いていると所持や売却は誰でもできるようになります。買取依頼をしようとしている槍や薙刀に、登録証がない場合には取得するようになるのです。

刃渡りが15cm以上ある刀・脇差などは、それがあった場所の警察署に相談をした上で発見届けを提出をします。発見届けと一緒に槍や薙刀を持っていき登録審査を受けるようになるのです。

合格となる審査基準は伝統的な製作方法により鍛錬されて、焼き入れを施した日本刀であることや、美術的価値の観点から全体的にひどく錆付いていたり傷や疲れなどがないものになります。合格とならない物には外国製刀剣類・火災で焼けたもの・焼刃のないものや、日本刀に類似する刀剣類で刀剣としての製作工程を経ていないものなどです。

以前は確かに登録証はあったのだが見当たらないなどと紛失した場合には、再交付をするようになります。居住地の都道府県の教育委員会が発行したものを紛失した時には指示に基づいて刀剣の鑑定を受け、登録済みの物と同一であると確認されると再交付されるようになるのです。

現在住んでいる所ではない都道府県が発行した登録証を紛失した場合には、最初に発行したところに連絡をして指示に従います。紛失した登録証の発行都道府県が不明の場合には、現在居住している所の教育委員会に申し出ることです。

 

買取依頼をする時に大切なのは品質

槍や薙刀を買取依頼をして売却をしようとした時には、なるべく高く買取をして欲しいと誰もが思います。槍や薙刀を高く売ろうとする時にその価値は本物であるか、そうではないかが重要になります。

名工と言われる人が打った槍や薙刀であっても、その真偽を判断できない場合には価値のつけようがありません。それが無名のものであっても、品質がよければ銘のある物と変わらない査定となります。

薙刀の場合は柄の手入れが行き届いていて、付属品が欠損していないことで価値が高くなるのです。で有名な物には天下三名槍があり、そのうちの一本は全長3.8mの長いものでしたが空襲で焼けてしまい、現存していなくてレプリカとなって数カ所にあります。

また全長3.2mのもので元々は皇室の所有物だったものが、織田信長など様々な人に渡り現在は福岡市博物館に所蔵されているのです。3本目は1mの短い物で地面に立てた刃先にトンボが止まり、真っ二つに切れたと言われているもので、個人で所有されています。

レプリカは岡崎城や国立博物館にレプリカが展示されているのです。保存状態がよければ、骨董品としての価値も高くなります。買取を考えられる場合には、しっかりとした鑑定が必要となるのです。買取を依頼する時に最も大切なのはその品質が良いことはもちろんですが、専門的知識が豊富で扱う数も多い業者を見極めることが重要になります。

 

骨董品としての価値や魅力があるか

薙刀で有名な話として弁慶の五条橋での立ち回りがありますが、今日では女性が嗜む古武道と人気があります。数ある日本刀の中でも多くの歴史物語にも登場し、女性にも愛されてきたのです。

その歴史は古く奈良時代から作られていたといわれていて戦にも使われていたのですが、徐々に僧侶や女性用の武器にと使われてきて、それが古武道とし伝統ある女性の武道へと継がれてきています。武道の道具として人気が高いのですが、現存する数が少ないことから希少価値がある骨董品として取り扱われているのです。

は正式にそのように呼ばれる前にはとして古墳時代には作られたとの記録があり、武器の主流となっていたのですが平安時代になると薙刀が主に使われるようになって、一時的に衰退するようになります。その歴史は古く世界中のどこにおいても、最初に作られた武器だといわれているのです。

買取をしてもらうために自分でその価値を知ることも重要なことになり、その方法にはいくつかあります。買取業者に直接見てもらう場合は、品物に対して真贋を始めそのほかの価値をもしっかりと査定してくれるような鑑定士がいるので、自分で直接聞くことができるのです。

インターネットでワードを入力してどのくらいの価格が付いているのかおおよその事が分かり、買取依頼のための目安となります。書籍などを利用して調べることも、内容は限られてきますが知る事ができるのです。

 

家に眠っているような刀剣類の買取を依頼をしようとした時には保証書の有無を確認することと、きちんと保管されていて品質が良好である事が大切になります。自分で事前にある程度の知識を持っていることも買取依頼をする時には必要になるのです。

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